廃棄物が発生し、それを収集して車に積み込んだら、処分場に到着するまで積載物を下せないのが原則となります。

この場合、廃棄物が少ししかないのに処分場まで行かないといけなかったり、アルミなどの売ることができる金属を選別できなかったりというような不都合も生じる事になります。

しかし、積替保管の許可を持っていると、積み込んだ廃棄物を、許可を受けた処分場で降ろして、一定量を集積し、ある程度溜まってから一気に処分場まで運搬するといったことが可能となります。

溜めてからまとめて運搬する事で、輸送コストを削減できるのです。

また、いったん荷を降ろすことでもう一つ、有価物を選別できるというメリットも発生します。

廃棄物の中からアルミや鉄を選別して売却することで、そこからも利益を生み出すことができます。売却された資源は、再度他の製品に生まれ変わるので資源の有効活用にも貢献できます。

しかしその一方で廃棄物を一時保管する場所の許可を取るのは困難を伴います。
自治体によっては保管施設の設置自体を増やさない方針にしていたり、そもそも認めていなかったりするからです。

また、保管場所については、廃棄物が周囲に迷惑をかけないように、さまざまな制約がかけられています。

保管場所の周囲に壁を作って飛散しないようにするのはもちろんの事、積み上げる高さ制限、防鼠・防虫・防臭処置など、基準を守って保管場所を運用する必要があります。

そして保管場所については、事前に役所との協議が必要だったり、付近住民への説明会が必要なケースもあります。

なお、有価物の選別や廃棄物の選別は、自治体によっては中間処理と判断される場合もありますので、注意が必要となります。

また、以下のようなケースは積み替えには当たりません。

・ドライバーが休憩するために車両を駐車する場合
・ドライバーが交代のために車両を駐車する場合
・処分場の営業開始時間まで車両を止めて待機する場合
・夕方に積み込んで、翌朝処分場に降ろす場合。

判断に迷われる場合はご連絡ください。